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日々のまにまに。私事。ペンペルの詩。福島12市町村。

旅smile 伊勢 2020/6/30~7/2 (その1 伊勢神宮外宮)

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お伊勢参り

下半期はお伊勢参りからスタートです。

出雲から東京へ車で移動。

12時間程かかりましたので帰りは、途中休憩を入れることにしました。

そういうことなら、やっぱり伊勢でしょう。

ということで、

お伊勢参りをして東京に向うことにしました。

まずは、


お世話になっている宮司様のもと、
出雲で夏越しの大祓いをすまし、

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16時くらいに出発です。

伊勢に到着したのは22時頃でした。

伊勢自動車道を南下して行きますが、途中大雨に見舞われました。
文字通り「バケツをひっくり返したような雨」で、少したじろぎました。

でも、伊勢市に入るとパタッと雨は止み、

何だか、清めの雨のような、

そんな感じを受けました。

そして、無事にお宿に到着。

今日は、このまま、ゆっくり休むことに。


伊勢神宮外宮

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翌日、伊勢神宮外宮へ。

参道を歩き、まずは伊勢神宮外宮へ。

参道は風鈴の音が心地好く、耳からも気持ちの良い風を感じます。


豊受大御神 (とようけおおみかみ)

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外宮には豊受大御神が祀られています。

豊受大御神は食物、穀物を司る女神様です。

ある日、丹波国の泉に天女が舞い降りて水浴びをしていたそうです。
それを見ていた老夫婦が、一人の天女の羽衣を隠してしまったそうです。

羽衣を隠された天女は天の国へ帰れなくなり、老夫婦の養女になったそうです。

この天女がトヨウケ 「豊受大御神」 だそうです。

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トヨウケはお酒造りが上手だったそうです。

その酒は高く売れて、老夫婦はお金持ちになったそうです。

お酒は、お米とお水から造られます。
当時の人達にとっては、お米とお水はとても大切な物でした。
そこから造られるお酒はとても貴重なものだったそうです。

多賀宮

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豊受大御神荒魂をお祀りしています。

荒魂 (あらみたま) と 和魂 (にぎみたま)

神道の概念では、神様の持つ2つの側面を「荒魂」と「和魂」と言うそうです。


「荒魂」は、神様の荒々しい側面、荒ぶる魂のことを。

「和魂」は、神様の優しく平和的な側面のことを。

そして、「荒魂」は、その荒々しさから、新しい事象や物体を生み出すエネルギーを内包している魂とされているそうで、「新魂」にも通じると云われているそうです。


風宮

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志那都比古神(シナツヒコノカミ) 級長戸辺命(シナトベノミコト)  

風の神様。

 

土宮

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大土乃御祖神(オオツチノミオヤノカミ)

外宮の所在地、山田の原 の地主の神様。

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力強く大きな木々のエネルギーを感じながら、外宮内を歩きました。

多賀宮でお参りをした時に、側にあった大きな木を眺めてからお参りしました。

そしたら、セミだと思われる虫が、辺りで一斉に鳴き出しました。

忘れられない時間となりました。

北極星と北斗七星

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伊勢神道では内宮を北極星に、外宮を北斗七星に対応させたと言われています。

そして、北斗七星は富貴や寿命を司る神とされているそうです。

北斗七星は柄杓の形をしています。

柄杓を意味する 「斗」 が 「トヨウケ」の 「ト」 に当てられたと云われているそうです。

豊受大御神は、今から約1500年前、天照大御神のお食事を司る神様として、丹波国から現在の地にお迎えされたそうです。

内宮が出来てから500年後のことだそうです。

豊受大御神の御鎮座は、雄略天皇の御代に、天照大御神が天皇の夢に現れてお告げをされたそうです。

「一人では安らかに食事が出来ないのでトヨウケを近くに呼び寄せなさい。」

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天照大御神は、我々の食事に代表される生活全般の正しい豊かな営みは、豊受大御神のお力無しにはに不可能である、ということを教えてくださったそうです。

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次回

次回は、外宮を後に、いよいよ内宮へ参ります。

 

 
伊勢神宮外宮 MAP

 

 

 

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